五十嵐内分泌クリニックは甲状腺疾患専門クリニックです

五十嵐内分泌クリニック

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A4出口より徒歩1分

甲状腺専門外来

甲状腺ホルモンが多くなると出現する症状

バセドウ病の症状・所見
眼症状
  • 眼球突出
  • 眼裂開大
  • 甲状腺腫大
循環器症状
  • 頻拍
  • 動悸
消化器症状
  • 食欲亢進
  • 軟便
  • 下痢
  • 体重減少
神経筋症状
  • 手指振戦
  • 周期性四肢麻痺
  • 腱反射亢進
精神症状
  • イライラ感
  • 不安感
  • 不眠
皮膚症状
  • 発汗過多
  • 皮膚湿潤
  • 限局性粘液水腫
性腺症状
  • 月経異常
その他
  • 倦怠感
  • 微熱
  • 女性化乳房

甲状腺ホルモンが少なくなると出現する症状

甲状腺ホルモンが少なくなると出現する症状
  • 無気力
  • 易疲労感
  • むくみ
  • 寒がり
  • 体重増加
  • 動作緩慢
  • 記憶力低下
  • 便秘
  • 嗄声 など
甲状腺機能低下症の他覚的所見
  • 徐脈
  • 心拡大
  • うつ状態
  • アキレス腱反射弛緩相遅延
  • 筋力低下
  • 皮膚乾燥
  • 脱毛
  • 低体温
  • 粘液水腫 など

甲状腺の病気

甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモンとは喉ぼとけの下に蝶々が羽を広げたような臓器(甲状腺)からつくられるホルモンです。昆布やわかめなどに含まれるヨウ素を原料にして作られます。

甲状腺ホルモンの働き

そのホルモンは全身の細胞に作用します。
その働きは細胞を活発にさせることです。
具体的には糖や脂肪をエネルギーにつくり変えます。 つまり全身の新陳代謝に関与しています。成長や発達の欠かせないホルモンです。

甲状腺の病気は女性に多い(女性83%男性17%)

女性のライフサイクルと甲状腺の病気との見極めが重要です。
思春期、妊娠、 妊娠中、出産後そして更年期にそれぞれに出現する症状と甲状腺異常の症状と似ていることがあり見極めが大切です。

女性のライフサイクルと甲状腺の病気

思春期と甲状腺

甲状腺ホルモンが不足していると遅発月経(遅発思春期)
甲状腺ホルモンが過剰な場合は早発月経(早発思春期)

妊娠と甲状腺

甲状腺機能異常の場合に不妊や流産率が高い。

妊娠中と甲状腺

甲状腺ホルモンは胎児の脳や体の発育に重要である。

産後と甲状腺

産後女性の約20に一人に甲状腺異常がみられる。

更年期と甲状腺

発汗や冷え、動悸、頭痛、肩こり、憂うつなどの症状と甲状腺異常の症状が似ているので更年期障害の治療で症状が改善しないときは甲状腺の病気を考える必要がある。

副甲状腺の病気

副甲状腺ホルモンが多くなると血液中のCaが上昇する

  • 初期の症状:イライラ感、だるさ、食欲低下、吐き気や腹痛など胃腸症状
    検査値の異常:高Ca血症、高ALP血症
  • 骨からCaを奪い骨の破壊が進む
  • 骨密度が低下、骨粗鬆症の状態になり骨折を起こしやすくなる。
    尿中Ca排泄増加に伴い腎臓に沈着したカルシウムは腎結石となり、一部は尿管結石形成し発作を引き起こす。

副甲状腺ホルモンが少なくなると血液中のCaが低下する

  • 手足がしびれる 顔面とくに唇が痙攣する 手足がつる
    低Ca血症
  • 骨の破壊が進む
  • 骨密度が低下、骨粗鬆症の状態になり骨折を起こしやすくなる。
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